【九重三俣山登頂】過酷で楽しい法華院温泉からのナイトハイク ※山を舐めたらいけません。

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九重山野遊び(キャンプ・アウトドア)

こんにちは‼ぶど男です。
2019年10月に大分九重・三俣山に行ってきました!
天気予報では2日とも晴れ!
2日目は早起きして夜が明ける前に三俣山山頂に到着して
御来光を拝むという計画でした!
ナイトハイクは初めてですが以前も通った事のあるルートなので何とかなるハズ!
が…結果的には、山の厳しさをたっぷりと味わう事になったのでご報告します。

■九重連山について

九重連山とは標高1700m級の山々が連なる火山群です。
最高峰は九州本土最高峰でもある中岳(1791m)で日本百名山にも数えられます。
(因みに九州地方1位は屋久島・宮之浦岳(1936m)。)
※因みに因みに「九重山」「九重連山」2通りの呼び方がありますがどちらも正解です。が、連山の中に「久住山」という同じ読み方の山も存在する為、連山全体を指す時は「九重連山」と呼ぶ方が分かりやすいですね。
(そこら辺の歴史が知りたい方はWikipediaで調べてください。)
登山口もルートもいくつもあって、組み合わせによって難易度も景色も変わってくるのが九重連山の面白いところで、(当たり前ですが)季節や天候でも景色が変わるので何度行っても違う楽しさを感じる事ができるのが大きな魅力です!

■今回の登山ルート

今回は登山ルートは
1日目(赤ライン)
昼過ぎに長者原ビジターセンターを出発して、雨ヶ池坊ガツル法華院温泉山荘で1泊。
2日目(黄ライン)
法華院温泉山荘すがもり越避難小屋三俣山西峰すがもり越避難小屋すがもり越ルート長者原ビジターセンター

■1日目

先ほども言いましたがこの週末の天気予報は晴れ!
予報通り、寒すぎず暑すぎず本当にいい天気でまさに登山日和です!
登山口入ってすぐはこんな感じで平原が広がってます。
季節的にススキが綺麗でした!

少し山中に入ると綺麗な花が咲いていて
めんたい子がその都度みち草食って「かわいぃ~」的なこと言ってました。

これはめんたい子お気に入りのコケです。
花<コケって構図らしいです。

さらに進むと雨ヶ池と呼ばれるスポットに到着です!
雨ヶ池には木で道が作られていて、雨が降ると木道の下が池になるらしいですね。
それはそれで綺麗なんだろうな~

雨ヶ池の真ん中辺りはこんな感じでした。
見通しよくて日差しも暖かくて休憩スポットとして文句なしです!

子連れやご高齢の方など
ここで折り返す日帰り登山者にも何人か会いました。

雨ヶ池を越えると1日目のゴールはすぐそこで

見下ろした先の盆地にある湿原地帯が坊ガツルです。
坊ガツルはキャンプ場としても有名で、トイレや洗い場も完備されています。
盆地で街明かりが見えないので星がよく見えるでしょう。
九州で登山キャンプをやりたい方は是非!
但し、 春先は時期によっては野焼きが行われるのでテント張れない可能性があります。
あと、冬は思いっきり雪が降るのでご注意ください。

夕日でススキが照らされてとっても綺麗!
そして坊ガツルのを通り過ぎると、この日の宿である法華院温泉山荘に到着です!

■法華院温泉山荘について

法華院温泉山荘の料金表!

法華院温泉山荘の感想!

今回は素泊り(寝具付)を利用しました。
見知らぬ人との雑魚寝が気にならない方は十分ですが
神経質な方は個室やバンガローの方がゆっくり寝れると思います!
テント泊する方は15分程歩けば坊ガツルにフリーテントスペースがあります。
300円払って法華院のテントサイトを借りた方が便利です。
が、晴れていれば星空は坊ガツルの方が綺麗だと思います!笑
温泉は若干ぬるい気もしますが、標高が高いだけあって春秋でも寒いぐらいなのでぬるめの温泉でも十分満足!笑
(シャンプーや石鹸は禁止です!)
食事付きのプランもありますが今回は食料持参して、外のテーブルで自炊しました!
談話室と呼ばれる暖房も効いた部屋もあるので、そこで自炊するのも良いです!

翌朝は4時出発という計画だったので、この日は22時頃には就寝しました!

■2日目

まさかの雨!

予定通り3時半に起床して出発の準備をしました!
そして真っ暗闇のなか外に出ると…ザー…?
まさかです。まさかの雨です‼それも結構強めの雨です!

御来光は諦めて日が昇るまで山荘にいる?
でも、もしかしたらもう少ししたら晴れる可能性も有るかも?
晴れれば御来光は見えるかも?
めんたい子と相談しましたが結局…

御来光の可能性にかけて
予定通り雨の中をナイトハイクする事になりました!

初めてのナイトハイク!

ナイトハイクは初めてでしたが、ヘッドライトをつけて夜道を登るのは楽しそう♪
以前も通ったことのある道なので大丈夫だろう。
とか思ってましたが、ホント真っ暗で月明かりもなくて何度も道に迷いかけました!
(実際はがっつり2回迷子になって引き返したりもしました。)
雨もだんだん強くなって、とても御来光どころではありません。

登山道一帯が岩で形成されてて、なんとなく月に居るような気持ちになる場所です。
暗くてわかりづらいですね!

因みに以前行った時の(雪積もってますが)晴れた昼間だとこんな感じ
(2015年12月)

そしてなんとか日が昇る前にすがもり越え避難小屋に辿り着きました!
が、雨はやまないし霧は深いしで結局御来光は諦めて
避難小屋で朝食をとりながら日が昇るのを待つことにしました。
(実際ここまで辿り着いただけで泣きそうでした。笑)

山頂~すがもり越え

6時前頃。
雨は降ってるけど日が昇ったので、山頂に向かいました!
結局日が昇るまで、1時間近く朝ごはん食べてましたね。

意外と近くて、約15分程で三俣山西方に到着です!
結局、周りはなにも見えないので記念撮影してさっさと帰ることにして。

帰りはすがもり越えルートを通って長者原ビジターセンターに戻ったのですが
帰り道はさらに雨が激しくてカメラを出すことすら出来ませんでした!泣

すがもり越えルートは山道を抜けるルートになりますが
舗装された道を通って長者原ビジターセンターまで下るルートもありました。
今回はすがもり越えルートで下りましたが、正直雨でぬかるんでいて少し危険なルートでした。
(実際めんたい子は何度か尻もちをついてました!笑)
天候が悪かったり体力的に厳しい方は舗装された方のルートを通られるのも有りかと思います!

■今回の反省点

・山の天気は本当に変わりやすい。
・ナイトハイクはしっかり予習をした上で。
・悪天候の場合は無理しない。
・急に天候が崩れる事を想定してルートや道具をしっかり準備する。

■感想

ぶど男
ぶど男

雨は降るわ、迷子になるわと
かなり山を舐めてましたね!…反省してます(-_-;)
記事の最後はかなりハショリってしまいましたが
正直きつくてうろ覚えでした!
次回は舐めずに改めてナイトハイクリベンジします!笑
それではまた!
                     ぶど男。

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